凛として時雨 入学講座

こんにちは、連戦連敗中の僕です。ここで言う連戦連敗というのは、決して運転免許の実技試験で落ちたことを意味しているわけではなく、凛として時雨を誰かに紹介するたびにNo,Thank youされるといった状況を指しています。the pillowsなどの布教活動はなかなかの成績を見せていて、多くの友人が好んで聞くまでになっているのですが、凛として時雨は一向に成功しません。そもそも彼らは、詩がメチャクチャで何の意味もなかったりするので、曲に応援されたいと思ってるような方々(ちなみにgr(e×n)nのキセキが好きかどうかなどで一意に判別可能です)には向かないと思います。それでも僕にはですね、良いものは評価されるべきといったありがちな強迫観念めいたものを持っているのでですね、今日は皆さんに懇切丁寧に凛として時雨に入学するための講座を開こうと思っているのです。

凛として時雨
TK:vocal,guiter
345:vocal,bass
ピエール中野:drums

まずはこちらの動画からご覧ください。
イルカの鳴き声 - YouTube



一つだけ、最初に言わせていただきますが、いきなり凛として時雨の曲を聴かせるという手はタブーです。予防接種を打たずに、相手を豚インフルエンザ地帯に放り込むようなもんです。大抵の人は、「えっ、何このボーカルの声」とひいてしまうので、まずは高音ボイスに免疫をつけなきゃいけません。十分にイルカの鳴き声で免疫をつけたところで、やっと1曲目にいくことができます。
1曲目は、telecastic fake showです。イルカの声に親しんだ皆さんは、いきなりボーカルの声にひくということはないと思いますが、他の注意点を述べます。「はっかっかっかっかっか」でひいてしまわないように注意してください。サビまで我慢して聴く必要があります。サビまでいったら、女ボーカルとの駆け合いに耳を澄ませてください。意外とキャッチーなサビに心地よさを感じることができたらこっちのモンです。「感情性の指を刺して 目を瞑って耳を切った〜」このフレーズではTKのたたみ掛けるようなボーカル、ピエールの裏打ちに酔えることでしょう。
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telecastic fake showが無理だった方、安心してください。telecastic fake showが面接試験であれば、まだ筆記試験が残っています。通知表がテストよりも良い人、テストが通知表よりも良い人、いろんな人がいるわけで、どちらかがダメなら入学不可!などといった厳しいものではありません。得意なやり方で入学していただければ、それでけっこうなのです。
筆記試験は、DISCO FLIGHTという曲になります。この曲を聴く前に、もう一度イルカに戻ることを強く推奨します。Aメロにおけるボーカルの声はなかなかハードルが高いと思います。イントロの美しいギターをおかずにして、なんとかサビまで我慢してください。サビまで辿り着いたら、「灰色と紫のフリをしている僕にだけ 少し夢を見させて 目を閉じるからあの色を見せて 揺れる紫色のDISCO FLIGHT」この駆け合いと、TKのシャウトに耳を傾けましょう。
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telecastic fake show、DISCO FLIGHTがどちらもダメだったあなた、残念ながら、時雨に入学するための正規ルートは閉ざされたと言えます。世の中、時雨に入学することが全てであるなどとはとても言えないわけですから、時雨を諦めて他の学校を目指すことを強くオススメします。でもどうしても時雨じゃなきゃ嫌なんだ、という方向けに、裏口入学のための門を用意してあります。
裏口入学に使う曲は、JPOP Xfileという曲になります。TKはよく歌いながらこんなギターを演奏できるなぁなどいろんな感動を秘めた曲ではありますが、上記2曲が合わなかった皆さんには合わないでしょう。そこで、1:35秒あたりの下からのアングルに注目してください。345のおっぱいが微妙に大きいことに気付くはずです。345は一見地味に見えますが、よくよく見てたり聴いてたりすると可愛く思えてくる不思議な存在です。そう、345をフックにして時雨に入学する、これが最後の手段となります。
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最後に、JPOP Xfileの動画についてた外人のコメントを紹介して、お別れです。
"There is always something so sexy about a girl with a bass guitar"
Absolutely.